2019年5月22日

侮れない



najto vs. hitsujyun

French Defence Advance variation の局面。白の2つのナイトが端にあり
始め弱い人かな? と思いましたが、時にこういう変化からやられてしまう
こともあり油断は禁物。

よく見ると、白は2つのビショップの利きが開き、f と c ポーンの前進をナイトが
妨げていません。 Madagascar の国の方で、珍しいと思いましたが、回線が悪い
らしく、普段はやりませんが、相手に時間をプラスしました。


8.Bd3


白はキングサイドアタックしやすい状況で油断できません。


11.Qh5


白の攻めが続き、やられたか、と思いましたがもう少し続きます。
自分は 11...Re8? としましたが 11...h6 が良いらしいです。

最後はタイムプレッシャーからか相手にミスが出て自分が勝ちましたが
そこまでは白が優勢でした。

Defence 力 を上げたい その2


Defence 力を上げたい、という思いから lichess で持ち時間2分 1手ごと
1秒追加のゲームで、ディフェンスを 第1に考えてゲームを行い、傾向を探る
というもくろみ。

短時間ゲームではディフェンスがおろそかになりがちで、ディフェンスのどこが
悪いかなど、如実に現れます。傾向を探って間もないですが、ある程度のことが
分かってきたため 記事にしました。

副産物としては、ディフェンスを 第1に考えてゲームを行うことで、短時間ゲームの
勝率が上がりました。ディフェンスがいかにおろそかになっているか、再認識
させられました。


気づいたことなど


▶ 集中力は大事だが、集中力だけの問題ではない

▶ 攻撃や、勝つこと考えて時間を取られることが多い

▶ 駒が動いた部分に意識がとらわれやすい

▶ 部分的に見ていると、見えづらくなる場所がある、死角のような
 
▶ 動いた駒での攻撃ではなく、動いた駒によって、攻撃が発生する状況は
  短時間ゲームでは気づきづらい。

▶ 守りのない駒を意識してないことが多い 

▶ 短時間では直接攻撃を受けていることには気づくが、 相手の駒の利きを
  意識できてないことが多い。

 → 直接攻撃を受けてなくとも、相手の駒の利きが
   及んでいるマスを意識しておく

▶ 残り時間を見てないことが多い

▶ ポーンを動かすことで防御的に悪くなることあり

▶ ディフェンスは、攻撃に対するものだけではない

 ・マスの支配( オープンファイル 等も含む )
 ・相手駒の進入路を防ぐ
 ・ポーンの前進をブロックする( Blockade )  など

▶ チェックされる手に気づいてない
 
▶ ディフェンスという訳ではないが、駒交換に対しての対応が悪い時がある
  取る手しか考えてないこと多し

▶ ゲーム後、コンピュータが示すディフェンスを見る


ディフェンスが必要になる状況とは?


※ 注目する駒、マス、オープンファイル、などに関連している。

▶ 注目する駒
 ・攻撃されている駒
 ・攻撃されている駒を守っている駒
 ・攻撃している駒
 ・守りのない駒
 ・ピンされている駒
 ・キング( 安全性 )
 ・攻撃される可能性のある駒
 ・取ることができない駒
 ・動かせない駒  など

▶ 駒だけでなく、マス や オープンファイル が、ディフェンスに関わっている
  ことも多いです。


参考例
攻撃を受けた時
 → 安全性を考える
    そのままで大丈夫か? 対応が必要か?
               CDR ブロック?

 → 攻撃を受けた部分に意識をとらわれるが
   他の部分も考える必要がある。


CDR ブロックとは、防御を考える時の手段
Counterattack( 反撃する手 )
Direct defence( 直接駒を守る手 )
Run away( 駒を逃がす、よける手 )
ブロックする手

覚えやすいように CDR ブロック と呼んでます。
他にも防御する方法はあると思いますが。


ディフェンス関連のミス


▶ 部分的にしか見ておらず局面全体が見えてない

▶ 遠くの駒の利きに気づいてない

▶ 攻撃にとらわれ防御を忘れる( 多い )

▶ 必要な守りを行わず、別のことに気をとらわれる

▶ 攻撃された守りのない駒を放置( 意外に多い )

▶ 駒の守りが外れる手を指した

▶ 相手の攻め手が上回り、守っても仕方ない駒を守る

▶ 相手に進入路をゆるす

など。
Defence 力 を上げるため、Defence を 第1に考えて短時間ゲームを行う
ことをしばらく続けてみます。

2019年5月21日

Positional Play の本



Techniques of Positional Play: 45 Practical Methods to Gain the Upper Hand in Chess 

Valeri Bronznik & Anatoli Terekhin

https://www.amazon.co.jp/dp/B00IIWM64A/

Positional Play を学べる本を探していてこちらの本を購入しました( kndle 版 )。


ポジショナル プレイ に関しては、今まで気になっていたものの、ストラテジーとかぶる所もあり、まずはストラテジーだと思い、後回しにしてました。

最近、ピースを展開した後、ここからどうしたら良いのだろう? と思うような局面が時々あり、そのような局面はポジショナル プレイ が関係しているように思い、そろそろ学んでいこうとなりました。

先程の本はまだ始めの方を読んでいるところですが、各テーマについて問題形式になっており、少しずつ読み進めるのに丁度よい感じです。

中身検索である程度見られますし、まずは kindle の無料サンプルを見てみるのが最近多いです、そして欲しくなる^^;

2019年5月20日

Defence 力 を上げたい


マスターの短時間ゲームを見ていて気づくことの1つに、ディフェンスが非常に
良いということ。

自分のゲームでは、持ち時間5分 1手ごと5秒追加のゲームでも
ディフェンスが悪く、駒損して負けるということが多いです。

ディフェンスについて考えることはいろいろあるのですが
lichess の 持ち時間2分 1手ごと1秒追加 のゲームで、ディフェンスを
第1に考えてやってみようかと思います。

そのことから何か得られたらまた記事にしたいと思います。

2019年5月18日

LPDO


starting out: d-pawn attacks - Richard Palliser を読んでいて LPDO という言葉が出てきました。

Loose Pieces Drop Off

の略で、Secrets of Practical Chess 本で John Nunn さんが作られた造語のようです。

意味としては

守りのないピースの駒は狙われやすく弱い。

ということのようです。
守りのない駒や、一見守られている駒はタクティクスでよく用いられるモチーフですね。


参考ページ及び動画


Practical Chess for Club Players - Become a Tactical Monster with IM Robert Ris

Loose Pieces Drop Off (LPDO)!  Using the Clock as a Weapon #3

2番目のリンクは IM John Bartholomew さんの動画で、最近 彼の動画を
知りましたが、解説が分かりやすくおすすめです。
マスターがライブチェスでどのように考え、どのように駒を動かしているか
などためになります。


2019年5月5日

相手番として考えてみる


前回 記事 からの続きです。

32.Kg2


weismonsters vs. hitsujyun ( lichess )

相手の指し手に対し、相手の狙いは何か? 脅威は何か? など考えることは
有効ですが、自分の手番の時、もしこれが相手番だったら相手は何を指してくるか?
を考えると、脅威に気づきやすい場合があります。


32.Kg2


黒番の局面ですが、これが白番だったら、白は何を指すでしょうか?

Rxa4  Qa5  Bb2  h4  などの手が考えられるため
実際には黒番なので、黒はそれらを考慮した手を指す必要があります。

候補手 と 相手の応手 を考えることにすぐ入ってしまいそうですが
先に、相手番として考え、脅威を探る のも有効です。

上局面からは、いろいろ考えた末、良い手が浮かばなかったため 
結局 32...a3 としました。


参考例として、もう少し先の局面を

36.Rf3


黒番の局面ですが、これが白番だったら、白は何を指してくるでしょうか?

Bb2  Ba3  h4  など。
黒が次に指す候補手を考える前に、これを考えておくと結構いいですよ^^

書き出してみる


以前の記事 のゲームがまだ続いてます。

32.Kg2


weismonsters vs. hitsujyun ( lichess )

白優勢な感じで、黒はどうしたものか? といったところですが
エンドゲーム ストラテジーを考えるため、白黒ともに思いつくことをまず
紙に書き出してみました( 通信チェスのため考える時間が充分ある )。



黒について考えられること


a ポーンを残したい、もしくは昇格させたい。
a ポーンがなくなれば、白がポーン1つ多くさらに黒劣勢
クイーンを残したい
ルークがバックランクから離れると不利を招く可能性がある
守りの役目をしているナイトを保ちたい
ビショップはピンされていて動かせない
守りのない e7 ポーンを狙われる可能性
クイーンはある程度動かせる
白をビショップペアでなくさせたい
ドローにできる状況は?
など



白について考えられること


黒の a ポーンを消したい
黒よりキングの安全性が高い
ルークを動かせる
クイーンも動かせる
好条件が現れるまでクイーンを残したい
Bg7 をピンしていることを利用する
Bf3 は守りの役目
h ポーンを進めることができる
など

紙に書き出してみることで、情報が整理され、頭の中だけでは気づかなかった
ことに気づくこともあります。

また、考えたことから、相手側からの視点も見えてきます。
例えば

a ポーンを残したい、もしくは昇格させたい。
→ a ポーンを消す、昇格を阻止する

a ポーンがなくなれば、白がポーン1つ多くさらに劣勢
→ a ポーンを消す

クイーンを残したい
→ 好条件ならばクイーン交換する

ルークがバックランクから離れると不利を招く可能性がある
→ 黒ルークがバックランクから離れたことを利用する

守りの役目をしているナイトを保ちたい
→ ナイトを消して守りを弱くさせる

ビショップはピンされていて動かせない
→ ピンを保つ、利用する

守りのない e7 ポーンを狙われる可能性
→ e7 ポーンを狙う

クイーンはある程度動かせる
→ 特になし

白をビショップペアでなくさせたい
→ ビショップペアを保つ

ドローにできる状況は?
→ ドローになる状況を避けたい( 優勢なので )

など。
もう1つ考えたいことがありますが、別テーマのため、次の記事 で扱います。