English Defence


1.d4 b6 2.c4 e6


English Defence と言うらしく、この手順でこの局面になったことは
ないような気がしますが、1.c4 の English Opening から似たような
局面になり、上手く対処できないことがあります。


1.c4 b6 2.Nf3 e6


この局面になることがあります。黒が Bb7 としてくるのと、f7 → f5 と
してくる可能性が高く、Queen's Indian Defence に似てますが、白が
d2 → d4 としてないこと、黒が Nf6 としてないことなどが QID と
異なります。

黒が f7 → f5 とした形は、白が 1.f4 から b2 → b3 とした Bird's Opening
のようです。

English Defence に関する情報は少ないようですが、GM Simon Williams さんの
動画解説がすばらしいです( 英語 )。

The Complete English Defense - GM Simon Williams


1.d4 b6


その動画によると、1.d4 b6 で白が 2.c4 とすれば良いのですが
2.e4 とされると Owen's Defence になるため、1.d4 b6 の手順は
避けられているようで


1.d4 e6


この手順を使っているそうです。この手順では 2.e4 とされると
French Defence になりますが Simon さんは French Defence を
得意にされてます。

ちなみに自分が Dutch Defence を使うときも 1.d4 e6 の手順を
使ってます。1.d4 f5 とすると 2.e4 の Staunton Gambit が
厄介なため。


1.c4 b6


1.c4 には 1...b6 として良いようです。この場合、白は 2.Nf3 より
2.Nc3 とすることが多いようです。


チェス オープニング入門の オープニング解説は、現在作成中の
Benko Gambit、その後の Budapest Gambit で終了予定でしたが
もう1つ、English Defence を追加したいと思います。

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