視野を広く


短時間のゲームはスピード感があって面白いですが、ゲームを楽しむだけでなく
短時間のゲームから長い時間のゲームに役立つことも得られます。

① 残り時間が自分と相手、ともにわずかとなった時、短時間ゲームの
  指し回しが役立つ。

② 単純な問題点が浮き彫りになる。

  • 防御がおろそかになっていること
  • 視野が狭まっていること

③ 早く指すにはどうすれば良いか考える。


持ち時間が少なくなればなるほど、視野が部分的になり、気づかないことが多く
なってきます。持ち時間にゆとりがある時は、局面全体を見ているでしょうが
持ち時間が少ない時でも、局面全体を見ることが大事です。

視野が部分的だと、脅威に気づかず駒損するだけでなく、相手のミスに気づかず
チャンスを逃すことも出てきます。

視野を広く持つ練習として、短時間ゲームで、視野を広く持つことだけ考えて
ゲームを行うと、いつもとは違う局面の見方となるでしょう。
練習ですから対人に抵抗あれば、コンピューター相手に行うのも良いです。


持ち時間が長いからよく考えているとは限らず、持ち時間が長ければ、無駄にしている時間もあると思います。短時間ゲームでは無駄にしている時間はないですから、長い持ち時間の時に時間を有効活用することにもつながるでしょう。

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