Defence 力 を上げたい その2


Defence 力を上げたい、という思いから lichess で持ち時間2分 1手ごと
1秒追加のゲームで、ディフェンスを 第1に考えてゲームを行い、傾向を探る
というもくろみ。

短時間ゲームではディフェンスがおろそかになりがちで、ディフェンスのどこが
悪いかなど、如実に現れます。傾向を探って間もないですが、ある程度のことが
分かってきたため 記事にしました。

副産物としては、ディフェンスを 第1に考えてゲームを行うことで、短時間ゲームの
勝率が上がりました。ディフェンスがいかにおろそかになっているか、再認識
させられました。


気づいたことなど


▶ 集中力は大事だが、集中力だけの問題ではない

▶ 攻撃や、勝つこと考えて時間を取られることが多い

▶ 駒が動いた部分に意識がとらわれやすい

▶ 部分的に見ていると、見えづらくなる場所がある、死角のような
 
▶ 動いた駒での攻撃ではなく、動いた駒によって、攻撃が発生する状況は
  短時間ゲームでは気づきづらい。

▶ 守りのない駒を意識してないことが多い 

▶ 短時間では直接攻撃を受けていることには気づくが、 相手の駒の利きを
  意識できてないことが多い。

 → 直接攻撃を受けてなくとも、相手の駒の利きが
   及んでいるマスを意識しておく

▶ 残り時間を見てないことが多い

▶ ポーンを動かすことで防御的に悪くなることあり

▶ ディフェンスは、攻撃に対するものだけではない

 ・マスの支配( オープンファイル 等も含む )
 ・相手駒の進入路を防ぐ
 ・ポーンの前進をブロックする( Blockade )  など

▶ チェックされる手に気づいてない
 
▶ ディフェンスという訳ではないが、駒交換に対しての対応が悪い時がある
  取る手しか考えてないこと多し

▶ ゲーム後、コンピュータが示すディフェンスを見る


ディフェンスが必要になる状況とは?


※ 注目する駒、マス、オープンファイル、などに関連している。

▶ 注目する駒
 ・攻撃されている駒
 ・攻撃されている駒を守っている駒
 ・攻撃している駒
 ・守りのない駒
 ・ピンされている駒
 ・キング( 安全性 )
 ・攻撃される可能性のある駒
 ・取ることができない駒
 ・動かせない駒  など

▶ 駒だけでなく、マス や オープンファイル が、ディフェンスに関わっている
  ことも多いです。


参考例
攻撃を受けた時
 → 安全性を考える
    そのままで大丈夫か? 対応が必要か?
               CDR ブロック?

 → 攻撃を受けた部分に意識をとらわれるが
   他の部分も考える必要がある。


CDR ブロックとは、防御を考える時の手段
Counterattack( 反撃する手 )
Direct defence( 直接駒を守る手 )
Run away( 駒を逃がす、よける手 )
ブロックする手

覚えやすいように CDR ブロック と呼んでます。
他にも防御する方法はあると思いますが。


ディフェンス関連のミス


▶ 部分的にしか見ておらず局面全体が見えてない

▶ 遠くの駒の利きに気づいてない

▶ 攻撃にとらわれ防御を忘れる( 多い )

▶ 必要な守りを行わず、別のことに気をとらわれる

▶ 攻撃された守りのない駒を放置( 意外に多い )

▶ 駒の守りが外れる手を指した

▶ 相手の攻め手が上回り、守っても仕方ない駒を守る

▶ 相手に進入路をゆるす

など。
Defence 力 を上げるため、Defence を 第1に考えて短時間ゲームを行う
ことをしばらく続けてみます。

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