1.e4 e6 ときたので French Defence と思いきや、2.d4 b6
1.e4 に対し 1...b6 とするのを Owen's Defence と言いますが、どうやらその変化のようです。
1.d4 Nf6 2.c4 e6 3.Nf3 b6 の Queen's Indian Defence にも似た感じです。
時々遭遇する定跡ですがいつも痛い目にあっているような気がします^^;
3.Nc3
Bb7 で e4 ポーンが攻撃されることが考えられるので Nc3 で守りましたが、3.Bd3 や 3.Nf3 の方が良いようです。
3...Bb7 4.Be3
Nc3 としているので 0-0-0 を考え 4.Be3 としてしまいましたが、どうやらこれがあまり良くないようで、ここも 4.Bd3 や 4.Nf3 が良いです。
4...Bb4 5.Bd3
...Bxc3 の後 ...Bxe4 の狙いがあるので 5.Bd3 で守りましたがここは 5.f3 で e4 ポーンを守る方が良かったです。
5...Bxc3 6.bxc3 f5
7.exf5?? とすれば 7...Bxg2 とされるので 7.f3 としましたが・・・
7.f3 fxe4 8.Be2??
これが悪手です。8.Bxe4?? Bxe4 9.fxe4 Qh4+ や 8.fxe4 Bxe4?? 9.Bxe4?? Qh4+ はポーン1つ損すると思って 8.Be2?? としたのですが、8.fxe4 が正解でした。
8.fxe4 Bxe4??
この場合 9.Qh5+! とチェックを入れ 9...g6 10.Qe5 でルークを攻撃できるので( 下図 )
10...Qh4+ とされても 11.Bf2 とでき、黒は Be4 を失います。
結果としては相手がクイーンを失ったので勝てましたが、苦戦を強いられたため次回は適切に対処できるようにしたいです。
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