K + N vs K + Q

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K + N vs K + Q はクイーン側が勝てる状況、で済ますつもりでしたが、実際に駒を動かしてみたら予想以上に難しかったので、新たに記事を作りました。


クイーン側
ナイトによるフォークに気をつける。
キングとクイーンを協力させて、相手キングを端列に追いつめる
隙あらば、クイーンによるダブルアタックでナイトを奪う。

ナイト側
ナイトでフォークを狙う。
ナイトとキングを接近させて、できる限りボード中央付近を維持する。
ナイトでチェックまたはクイーンを攻撃してテンポを得る。
相手の時間切れ、または50手ルールによるドローをねらう。

50手ルール - Wikipedia ( ←リンク )


では参考手順(白先手)を見てみましょう( Fritz 12 による手順 )


この局面から

1.Kd2 Kb2 2.Ke3 Kc3


3.Ne2+ Kc4 4.Nf4 Qf5


5.Ne2 Qd3+ 6.Kf2 Qe4 


7.Ng3 Qf4+ 8.Kg2 Kd3


 9.Nf1 Qg4+


10.Kf2 Qe2+ 11.Kg1 Qc2



12.Ng3 Ke3 13.Nf1+ Kf4


14.Nh2 Qe2 


15.Nf1 Kg4 16.Nh2+ Kh3


 17.Nf3 Qg2#



・・・50手以内にメイトするの難しくありませんか? 残り時間が少なければなおさら。とにかく「クイーンで相手キングを端列に追いつめる」ということは必ず覚えておきたいです。

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