by J.Buchwald
白先手 2手でチェックメイト
黒の受手を全て考えましょう。
解答
1.Ra2
1...Qxb5+ 2.axb5
1...Qa6 2.Qxa3
1...Qa7 2.Nc7
1...Qb6 2.Nxb6
1...Qc7 2.Nxc7
1...Qd8 2.Qa6
1...Qxa4 2.Nb6
1...Rxc8 2.Qxc8
解けそうで解けない・・・こういう時は「困ったときのツークツヴァンク」(笑)
1001 Brilliant Ways to Checkmate の本に、Composed Problem が71問あります。全部 白先手、2手でメイトの問題なのですが、私にとってはどれも難しく、6番目の問題(上図)でやっと正解を得られました。
Problems は創作された問題で、実際のゲームでは現れないような状況ですが、これはこれで面白いと思います。本には Problems have been called the poetry of chess. と書かれています。
今回調べていて、「チェス・プロブレム」と「エンドゲーム・スタディ」は似ているけど別物だということを知りました。
チェス・プロブレム - Wikipedia
エンドゲーム・スタディ - Wikipedia
ツークツワンク - Wikipedia
コメント
もっと駒が多く、広く配置されていると、たとえ二手でメイトとはいえ、難しいです。
大抵、黒の受手が多く存在し、それらを全て読む必要があるので御手段を探す訓練になりそうです。将棋の必死問題みたいに。