問題を解くときに考えること

Chess Training Pocket Book を読み終わったので、これまで問題を解くときに考えたことをまとめてみました。

1.相手との駒数比較
2.攻めに利用する駒はどれか
3.相手の次手は何か。こちらのキングは安全か
4.手がかりをもとに最善手を探す
5.良い手が見つかっても、他に良い手がないか探す
  こちらの手に対する相手の防御を全て考える


有効な手に気づく場合は良いのですが、一見したところ良い手が見あたらない状況で、いかにして有効な手を見つけるか、というのが課題です。

- 手がかり -

駒の配置
駒の利きをよく見る
守られていない駒(ねらわれやすい)
守りが弱い駒
多くの役割をしている駒
邪魔な駒
守りの駒
ピンされている駒
もし・・・の駒がなければ
もしここに・・・の駒があれば
取れる駒
一見守られているが取れる駒
チェックがかかる手
相手が守らなければ次手でメイトになる手
サクリファイス
メイトできないときは駒得や有利になる状況を考える
相手に取らせる手
相手に強いる手
上手くいかないとき手順を変えてみる(思いついた手を先または後にしてみる)
相手の K, Q, R の位置関係、マス色
良い手が見つからないときは候補手をだす→絞り込み
駒が多いときは特に候補手が多くなるので、途中であきらめずに可能な手を全部試してみる
必死をかける(将棋用語)
退路をふさぐ
移動場所をつくる手
オープンファイル
7th ランク


- 駒別 -

ナイトがあるときは攻守ともにフォークに気をつける
ナイトを後退させる手が好手になるときがある
クイーンやビショップの好手を見逃しやすい、2方向以上の利きを見るのと、ブロックしている駒が動いた場合も考える


- 他 -

相手が指した手の目的を考える
守りの利いていないこちらの駒をおとりとして使う
部分的にしか見てないときは全体を見る、広い視野を持つ
時間を置いてからもう一度チャレンジする(時間をおくと簡単に解けるときあり)
解答を見て納得するだけではなく、どういう見方をすればその問題を解くことができるか考えてみる
相手の駒が動いたことによる影響(守りが弱くなったマス等)
2つ以上のねらいがある手
行くことができないマスにいけると思っていることがある
駒の利きを見逃しているときがある
チェックメイトや、より価値の高い駒ばかりに気をとらわれると見えない部分が出てくる
駒を回り込ませるような手は見つけにくい


以上、今までメモしていたことをまとめてみました。
常に全てのことを考えているわけではもちろんありません。

習うより慣れろで、多くの問題を解いていくことが1番効果的かもしれませんね^^

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