"WINNING WITH THE KING'S GAMBIT" にあるゲームの変化手順の 15...Qe3+ の場面( 9.Be2 h5 10.Nd2 Bf5 11.0-0 Qxh4 12. Nxe4 Bxe4 13.Nf2 g3 14.Bxg3 Qxg3 15.Nxe4 Qe3+)
Ferdinand Hellers vs Thomas Ernst (1985) - chessgames.com
15...Qe3+ とチェックされたとき自分が白なら 16.Nf2 としそうです。しかし本に書かれていた手順は 16.Kh1 Qxe4 17.Bb5+
17...c6
17...Nc6
17...Nd7
なら
18.Re1 でいずれにしても黒はクイーンを失います。
17...Kd8 なら 18.Re1 となった時
黒はクイーンを失う場合
またはクイーンを e ファイル( e 列)からはずすと
19.Re8 でチェックメイトになる場合
があります。
ディスカバードアタックとはまたちょっと違った感じですが、なるほどなと思った Tactics でした。
いつか自分でも使ってみたいです・・・
こういうときは先に相手にやられることが多々あり^^;
追記
記事内容に誤りがあったため訂正いたしました。失礼いたしました。
コメント
すみません、ちょっとわからないことがあるのでできれば教えてください。
>18...Kd8 なら 19.Re8 でチェックメイト
とあるのは、「18.Re1でクイーンが取れる」 の後の変化でしょうか?それとも別の変化図でしょうか?
19.Rxe4ってルックを1回動かしてクイーンを取らなきゃいけない気がして、混乱しています。
コメントとご訪問ありがとうございます。
>19.Rxe4ってルックを1回動かしてクイーンを取らなきゃいけない気がして、混乱しています。
おっしゃるとおりですね。失礼いたしました。
早速記事を訂正させていただきました。
また何かお気づきのときはコメントいただければ幸いです。
リンクありがとうございます。こちらもリンク貼らせていただきます。
最近ブログを始められたようですね。チェスのブログが増えることはうれしいことです^^
できるだけ頭の中で駒を動かすのですが、どうも記号を追うのは苦手です・・・
私もチェスを始めて間もないころは記譜と駒の動きを追うのに時間がかかっていました。
今でも長い手順になったり変化手順でややこしくなるととても頭の中だけでは動きを追っていけません。そんなとき私は必要に応じて携帯電話版のチェスマスターのゲームで駒を実際に動かしてみたり、駒数が少なければマグネットチェスボードで駒を動かしています。
頭の中だけで考えられればベストですが、時には手順のメモを取りながら動きを追っていくことも良いのではないでしょうか。
そのようなことを考えていると「ボビーフィッシャーを探して」の映画に出てくるあるシーンを思い出します。
主人公の少年にチェスを教える先生が、ボードに駒を配置して少年に問題を出すのですが、少年が少し悩んでいると先生が駒を全て床に払い落として、目で動き読みとるのではなく、頭の中で駒を動かし考えさせる、というようなシーンで印象に残りました^^