ナイトの知識を深める

ナイトに関しては今まで、「フォークをかける、かけられないようにする。」 「駒やマス目を守る」といった感じでした。

ナイトによるフォークの形(6種類)
の記事です。

このところは 「HOW TO REASSESS YOUR CHESS」の本で次の知識を得ました。

1.ナイトを効果的に使うためには他の駒の守りが必要。
2.Closed position (ポーン同士で身動きできなくなった状態)で非常に役立つ。
3.Passed powns (相手ポーンを通過してきたポーン)をブロックする。
4.エンドゲームにおいて、ナイトとポーンのコンビは、ビショップとポーンのコンビよりも大抵の場合優っている。


ですが、本日のメインはここからです!

ナイトに関する知識

1.次は違う色のマス目へ移動する。
2.次は8箇所へ移動可能
3.ひとつのマス目には8箇所からそのマス目へ移動して来られる。


9マスにおいて

例として d5 を中心とした9マスに限定して考えます。

1.d5 から回りの8マスへは1手では移動できない。
2.d5 と同色のマス目なら、2手で移動可能(例 Nd5 → f4 → e6)。
3.d5 と違う色のマス目なら、3手で移動可能。

2、3より

4.d5 と同色のマス目に1手で攻撃可能、1手でそのマス目の守りが可能。
5.d5 と違う色のマス目に2手で攻撃可能、2手でそのマス目の守りが可能。


25マスにおいて

d5 を中心とした25マスに限定して考えます。

前後左右 4箇所のマス目(b5,d3,d7,f5)
1.d5 より2手で移動可能。
2.d5 より1手で攻撃可能、1手でそのマス目の守りが可能。

斜め4箇所(b3,b7,f3,f7)
1.d5 より4手で移動可能。
2.d5 より3手で攻撃可能、そのマス目の守りが可能。
→これより、ナイトから1マス空いた斜め地点は、このナイトからの攻撃を受けにくい。


2手で行ける範囲

d5 から2手で行ける範囲を示しました(d5 と同じ白マスに注目)。

かなり広範囲で始めビックリするかも知れません。
d5 から2手でその地点に行けると共に、1手でその地点に攻撃が可能です。


以上より
ナイトと違う色のマス目に対しては1手で8箇所に移動可能・攻撃可能・守り可能。
ナイトと同色のマス目に対しては、2手で多数の場所に移動可能・攻撃可能・守り可能。


いつもながら「チェス入門」さんのフリーボードを使用させていただきました。

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