考えることの変化


局面を見て考えること、Tactics や Endgame などの問題を解くときに考えることは人それぞれで、他の人がどのように考えているのか大変興味があります。

学んだことや経験から今後考えることがまた変化していくでしょうが、私が今の段階で局面を見て考えること、Tactics や Endgame の問題を解くときに考えることです。

① マテリアル確認
② 安全確認
③ アイデアと候補手(局面から得るアイデア、駒を動かして得るアイデア)
④ さらに良い手はないか

以前より考えることがシンプルになってきたと思います。


① マテリアル確認

白黒 駒数・種類 比較


② 安全確認

攻撃されている駒はないか、そのままで平気か
チェックメイトされる危険性はないか


③ アイデアと候補手

アイデアをもとにプランを考えるのでしょうが、私の場合 今のところ、プランととらえるよりも、アイデアをいくつかだしてその中から良い手を考えていくというとらえ方です。

アイデアを得るのに2つのタイプ分けをしています。

1)局面から得るアイデア

局面を見て気づくことを探します、まず探せるだけ探して、それから各アイデアについて考えます。


無防備な駒、利用できる要素はないか(ピン、オープンファイルなど)


2)駒を動かして得るアイデア

頭の中で駒を動かしてアイデアを得ます。


チェックする手、駒を取る手、何かをねらう手
邪魔な駒を排除する手
攻撃を加える手(相手に守らせる、プレッシャーをかける)
可能な手を全て考える(時間に応じて)
活用してない駒を活用させる

これらを全て考えているわけではありませんが、「局面を見て得るアイデア」「駒を動かして得るアイデア」の考え方は結構役立ってます。


④ さらに良い手はないか

アイデアと候補手のところでいくつか候補手を考えているので、ここで考えることは

1)手順を変えてみる

思いついたアイデアの手順を変えてみると良い時があります。

2)全体を見る、別視点で考える

アイデアと候補手のところでよく考えていればここで考える必要はないですが、何かに気をとらわれているようなことがあれば、再度ボード全体を見たり、別視点で考えられることはないか探します。


上記4つには入れませんでしたが、相手が指した手に対しては必ずその手のねらいを考えるようにしてます。

考えることが変化したらまた記事にしたいと思います^^

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