11/14/2013

お気に入りの言葉 其の四十七


才能というと、天性のもののように思えるが、私は、最初の気持ちをずっと持ち続けられることと、一つのことを努力し続けることを苦にしないことが、もっとも大事な才能であると考えている。

本当の強さとは、どういうものか? それは、見たこともない局面を見せられ、その中で最善手を自力で発見できるか、どうかなのである。

何事に対しても「できる」という方向で考えないと物事は進まないのである。「できる」という方向から攻めると、思わぬアイデアが生まれるものだ。

過信してただ見るのと、「どうして、なぜ?」という疑問の目で見るのでは、問題点の発見、考え方の身につき方がまったく違ってきてしまうのである。

当たり前の中に隠された物を探り出そうという発想が、固定観念を打破するもとになるのである。

ただ教わるだけでは、師匠や先輩を超えることができないからだ。言われたことをただ記憶するというのでは、伸びないのである。自分の頭で考える、自分から新しいことを工夫する、その苦労や努力だけが、自分の力になっていくのである。自分で考える力がなければ、この道には向かないのだ。

集中力  谷川 浩司 ( 将棋棋士 )
http://www.amazon.co.jp/dp/4047040118/


所々、集中力に関連した事柄が出てきますが、そのことよりも、谷川さんが将棋を始めてからプロになるまでの興味深い内容、読みについてや、将棋の研究についてなど、ためになる内容が非常に多かったです。チェスプレイヤーの方にもオススメです!


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