キャスリングについての疑問

今までしてきたゲームの中や、本に出てくるゲームで時々、キングとルークの間に相手の駒の利きがあるのにキャスリングできてしまい、「えっ、キャスリングできるの?」という疑問が心のどこかに引っかかっていました。

今日、本を読んでいてまたその疑問がわいてきたので、自分が持っているチェス入門書のキャスリングに関する説明を見ましたが、何となくハッキリしませんでした。

しかし、ネットで検索して キャスリング - Wikipedia を見たら疑問が解消されました。

「キャスリングについての、よくある誤解」が掲載されていて、まさにかゆいところに手がとどく・・・といった感じです。

よく覚えておこうと思ったのは

1.キングがチェックをされていたらキャスリングはできないが、ルークは相手の駒に攻撃されていてもキャスリングはできる。


そして疑問に思っていたことの答えは

2.白側は b1 に相手駒の利きがあってもロングキャスリングできる。
  黒側は b8 に相手駒の利きがあってもロングキャスリングできる。

つまり、キングが通過するマスに相手駒の利きがあってはならないが、ルークが通過するマスは対象にならないので、ロングキャスリング側の b1, b8 に相手駒の利きがあってもキャスリングできるのです。

知らなかったです・・・ハイ

これで覚えたぞ。知らない人きっといるよ・・・??

コメント

natsuo さんの投稿…
このキャスリングのルール、あのVictor Korchnoiも実はよく分かっていなかったんですよね。対局中に不安になって審判に確認したという有名なエピソードがあります。
http://yumizuno.seesaa.net/article/73596007.html
にまとめられています。
hitsujyun さんの投稿…
natsuo さん

ご紹介ありがとうございます。
キャスリングのルール、意外な盲点かもしれませんね。

「完全チェス読本3」最近購入しました。まだ始めの方をちょっとだけ読んだだけです。